第20回(2022年)『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉は、秋尾秋(あきお・あき)作「死者を一時的にゾンビ化できる」能力者が活躍する特殊設定ミステリーです!
死体はあくまでも“物”なんですよ
密室からの消失事件である。ゾクゾクするじゃないか。 村上貴史(書評家)
死者を一時的に蘇らせる能力者・傀々裡(くくり)師の前で起こった遺体損壊事件の真相とは?
ロジックが冴え渡る特殊設定ミステリー!
『このミステリーがすごい!』大賞 最終選考委員熱讃!
この設定ならではのハウダニットのメイントリックには意外性も必然性もあって高く評価できる。 大森 望(翻訳家・書評家)
終盤ぎょっとする仕掛けが。ホームズ&ワトソン譚のパロディとしても楽しめたし、ちょっとグロいけど好印象。 香山二三郎(コラムニスト)
なんとも奇妙な謎と、丁寧な人物造形、情報を出すタイミングやテンポの的確さからぐいぐい読ませる。 瀧井朝世(ライター)
傀々裡(くくり)という、死者を一時的にゾンビにする能力をもつ能力者たちが存在する現代日本。
能力者を管理する福音協会から派遣された黒緒(くろお)と白夜(びゃくや)は、何者かに殺害された娘・真珠を蘇らせるべく周防家を訪ねるが、彼女の死体は傀々裡が不可能なほどに損壊していた。
二人は、真珠殺害犯と、死体損壊の犯人を探すことになる。しかしその矢先、真珠の友人が殺されたと連絡が。さらに黒緒も何者かに襲われて心臓をひと突きされ――。
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