お寺に行くと、なぜ心が癒やされたり、おごそかな気分になるのでしょうか。
実は境内の配置、建物、そして仏像には、人々を病気や災いから守り、仏の世界へと導くための精緻な仕掛けが施されているのです。
本誌では「この世」にいながら「あの世」を体感することができる、寺院建築と仏像の見方を紹介。
時代ごとに見る寺院の建築様式と仏像の様式についても解説します。
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海野 聡(うんの さとし) プロフィール
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退、国立文化財機構奈良文化財研究所を経て、現在、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授。専門は日本建築史・文化財保存。主な著書に『日本建築史講義 木造建築がひもとく技術と社会』(学芸出版社)、『奈良で学ぶ 寺院建築入門』(集英社)、『建物が語る日本の歴史』(吉川弘文館)などがある。本誌では第1〜2章の監修を担当。
佐藤 有希子(さとう ゆきこ) プロフィール
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(RPD)を経て、現在、奈良女子大学文学部人文社会学科准教授。専門は日本・東洋仏教美術史。主な著書に『毘沙門天像の成立と展開』(中央公論美術出版、2022年)、論文に「青蓮院伝来毘沙門天像に関する一考察」(板倉聖哲・髙岸輝編『日本美術のつくられ方』羽鳥書店、2020年)がある。本誌では第3〜4章の監修を担当。