【永久保存版】全56本塁打の完全データ掲載
史上最年少! 18年ぶり三冠王
「シン・怪物」伝説。
[特別インタビュー]
王貞治
宮本慎也(元ヤクルト・ヘッドコーチ)
稲葉篤紀(元「侍ジャパン」監督)
松中信彦(平成唯一の三冠王)
[秘話満載]
恩師・同級生が語った素顔
プロ野球記録となる5打席連続本塁打も凄かった。
通算150号、シーズン50本塁打など、今シーズンの村上はさまざまな「最年少記録」を塗り替えたことも見事だった。
野村克也の記録を抜き、王貞治の記録も超えた。
それは「村神様」と形容したくなるほどの見事な活躍ぶりだった。
しかし、彼の中ではそのことに対する喜びや感慨はないはずだ。
なぜなら、「年齢だとか年数というのはプロの世界では関係のないこと」だと自覚しているからだ。
長谷川晶一(ノンフィクションライター)
驚異の本塁打ペースで注目される若き長距離砲、ヤクルトの村上宗隆選手。キャリア2年目に36本塁打を記録した天才は、今シーズン、圧倒的な打撃を見せた。村上選手の打撃の凄さはどこにあるのか。村上選手とはいったいどんな人間なのか。球界のレジェンドOB、ヤクルトOB、高校時代の同級生などが証言する。
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宮本 慎也(みやもと しんや) プロフィール
1970年11月5日、大阪府出身。PL学園高-同志社大-プリンスホテル。1994年ドラフト2位でヤクルト入団。2013年引退。プロ19年間で通算2162試合出場、2133安打、打率2割8分2厘、62本塁打、578打点。右投げ右打ち
稲葉 篤紀(いなば あつのり) プロフィール
1972年8月3日、愛知県出身。中京高(当時)―法大。1994年ドラフト3位でヤクルト入団。2005年北海道日本ハムファイターズへ移籍し、2014年引退、現在は同球団のGM兼スポーツ・コミュニティ・オフィサー
松中 信彦(まつなか のぶひこ) プロフィール
1973年12月26日、熊本県出身。八代第一高-新日鉄君津。1996年アトランタ五輪日本代表。同年秋ドラフト2位で福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)入団。2004年三冠王。15年引退。プロ19年間で通算1780試合出場、打率2割9分6厘、352本塁打、1168打点
長谷川 晶一(はせがわ しょういち) プロフィール
1970年5月13日生まれ。早稲田大学商学部卒。出版社勤務を経て2003年にノンフィクションライターに。05年よりプロ野球12球団すべてのファンクラブに入会し続ける、世界でただ一人の「12球団ファンクラブ評論家®」。著書に『いつも、気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」』(集英社)、『幸運な男──伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』『96敗──東京ヤクルトスワローズ~それでも見える、希望の光~』『再起──東京ヤクルトスワローズ~傘の花咲く、新たな夜明け~』『詰むや、詰まざるや 森・西武vs野村・ヤクルトの2年間』(以上、インプレス)、『虹色球団 日拓ホームフライヤーズの10カ月』(柏書房)ほか多数。