昭和天皇と香淳皇后の慈しみと絆の物語
「良宮(ながみや)」「お上(かみ)」と呼び合ったお二人
『香淳皇后実録』に記された日々を発掘!
日本を慈しみ、絆を大切にしたお二人
裕仁親王がこだわった一夫一妻制
裕仁親王がイギリスで買った銀製の手鏡セット
皇太子妃がピアノを弾いて、皇太子が歌った
昭和天皇の爪を切るのは「良宮」の役目
「国母」と慕われた皇后
陛下とともに侍従や女官のために食事を残した皇后
何度も書いた「終戦の詔書」
知られざる皇后の「戦後行啓」
昭和天皇の后として表に立つことはほとんどなかった香淳皇后。それでも昭和天皇を支えるべく必死に努力していた。戦前は日本軍の奮闘を支えるべく、日本女性の範として質素倹約に努め、戦後は昭和天皇の終戦の詔書を皇太子とともに何度も筆写し覚え込んだ。一方、昭和天皇は、戦前は日本国の総覧者として、戦後は日本の象徴として必死に自らを高めていた。そのお二人の国民への慈しみと絆を、『香淳皇后実録』をもとに50の物語で描き出す。
2025年10月8日に香淳皇后実録が公開されました。全12巻3000ページを超えるものです。その実録から、昭和天皇とのかかわりを中心に、お二人の心温まるエピソードを絡めて、「知れば知るほど泣ける」シリーズの文庫に納めました。
昭和天皇は生涯「側室」を持つことはありませんでした。両陛下は非常に仲が良く、夫婦げんかも一度しかしたことがなかったのです。一方、お二人の結婚では、山縣有朋が皇室へのヘゲモニーをめぐって横やりを入れたり、なかなか男子が生まれず「側室」騒動があったり、日本の敗戦もあり、順風満帆とはいかない生涯でした。様々な困難を乗り越えて生涯を全うした二人の一冊となります。
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