京都伏見のあやかし甘味帖
月にむら雲、れんげに嵐
道端で拾ったのは
天狗の赤ん坊
挫折系女子の受難は終わらない!
仕事&結婚を失ったやけっぱち元OLと
甘えん坊妖狐の人気シリーズ、第3弾!
『虎太郎の甘味日記』
も大好評!
読書メーター
読みたい本ランキング文庫部門
第1位!日間・週間(2017年7月14日〜20日)
仕事も恋も失って、京都で人生休憩中の元社畜・小薄(おすすき)れんげ、29歳。甘味マニアな大学生男子と、甘えん坊子狐との共同生活は波瀾万丈かつ快適だったが、契約期間はそろそろ終わりに近づいていて……。このまま京都で生活するのか、東京に戻るのか、仕事は?恋は?悩み始めたれんげに新たなトラブル勃発!いったい、この赤ん坊はどこから来たの!? 子育てどころか、未婚のれんげはパニック必至。悩む暇さえなくなったれんげの明日はどっちだ!あやかし不思議物語、第3弾!
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
目次
- プロローグ
一折 天狗の赤ん坊
虎太郎の甘味日記 〜柏餅編〜
二折 安倍晴明に聞く
虎太郎の甘味日記 〜幽霊子育飴編〜
三折 清水の舞台から
虎太郎の甘味日記 〜初めての手作り編〜
四折 天狗の内裏
虎太郎の甘味日記 〜左女牛丼編〜
五折 武蔵坊弁慶
虎太郎の甘味日記 〜告白編〜
六折 二人と一匹の討ち入り
虎太郎の甘味日記 〜終わる生活編〜
おまけのひと口 子狐のこまりごと