「ほめる」ことは相手の存在を認めること、生き生きとさせること。
コミュニケーション不全の現代人は精神対話士の「対話力」に学んでほしい。
財団法人メンタルケア協会 顧問 養老孟司
財団法人メンタルケア協会 顧問 養老孟司
目次
- 第1章 相手の存在を認める「ほめ言葉」
相手の存在を認めることからすべてがはじまる――精神対話士Sさん
「あなたの気持ちは~ですね」まず感情を共有する
「○○さん、こんにちは」挨拶は相手の存在を認めているというサイン
「○○さん、おはよう」挨拶もほめ言葉の一種と考える・・・ほか
第2章 相手の言動に関心を持つ「ほめ言葉」
相手をよく観察すれば、とっかかりの言葉は見つかる――精神対話士Wさん
「さすが!」その場でほめる
「やるじゃないか」相手に関心を持って接する
「笑顔がいいね」観察していればほめる言葉は見つかる・・・ほか
第3章 相手の成長をうながす「ほめ言葉」
相手の小さな進歩を見逃さない――精神対話士Mさん
「あなたの挨拶は職場を明るくするね」言葉に気持ちを乗せる
「ご苦労さん。忙しいのに、よくまとめてくれた」気配りを言葉に変える
「行動力がありますね」積極的な気持ちをほめる・・・ほか
第4章 相手のやる気を引き出す「ほめ言葉」
人は是認されたとき喜びを感じる――精神対話士Uさん
「高いポテンシャルを持っている」潜在能力をほめる
「将来有望だな」明るい未来をほめる
「評判は聞いている。待ってたぞ」新しい人材をほめる・・・ほか
第5章 相手のことを高く評価する「ほめ言葉」
自分が言われていちばんうれしい言葉を相手に贈る――精神対話士Aさん
「キミに任せておけば大丈夫だ」厚い信頼を伝える
「キミの考えどおりに進めてくれ」責任感を高める
「この仕事を任せられるのは、あなたしかいないと思ったんだ」仕事の重さや困難さを伝える・・・ほか