孤高にして凛たる野球人生のすべて
日本のプロ野球界において、これほど孤高にして凛たる野球人生があっただろうか。両足のアキレス腱を手術しながら、なお理想の打撃を追い求め続けた広島東洋カープの前田智徳。そんな彼がついに2007年9月1日、2000本安打を達成。前田智徳がはじめてカープの日南キャンプに参加してから、実に6416日目のことだ。その感動とともに、天才打者・前田の野球人生から「スポーツの美学」の原点を探る。
この商品は、2007年10月09日に発売された、書籍『前田の美学』を改訂し、文庫化したものです。
目次
- 前田の美学 広島東洋カープ 前田智徳
プロローグ
第一章 日本で最も美しい打者
第二章 悪夢。そしてどん底から這い上がる
第三章 前田は誤解されている
第四章 道を究める―勝負師
第五章 巧打者の系譜
第六章 ついにそのシーズンがやってきた
第七章 長い道のり
第八章 広島が赤く染まった日
第九章 サムライを育むチーム
第十章 なぜブラウン監督はベースを投げたのか
第十一章 原点の甲子園
第十二章 前田流の生き方
エピローグ
前田智徳・年度別打撃成績
あとがき