退屈な時間はなかなか進まず
楽しい時間はすぐ終わる理由
「時間学」研究者・一川誠が
ジャーナリスト・池上彰と
時間の謎に挑む!
楽しい時間はあっという間に過ぎるのに、退屈な会議は、なぜなかなか終わらないのか?大人になると、子どもの頃より、なぜ1日や1年が短く感じられるのか?子どもと大人によって感じ方が変わる「時間の錯覚」の謎に、「時間学」研究者・一川誠と、ジャーナリスト・池上彰が迫ります。忙しい現代社会で、時間とうまく付き合う方法も伝授!あなたも、時間を自由自在に調整できるようになる!?
一川 誠(いちかわ まこと) プロフィール
1965年生まれ。1994年、大阪市立大学文学研究科修了後、カナダのヨーク大学研究員を経て1997年より山口大学工学部で講師、助教授を務める。「時間学」に興味をもち、山口大学時間学研究所の活動に加わる。2015年現在、千葉大学文学部行動科学科教授。山口大学時間学研究所客員教授。日本科学未来館「時間旅行」展、彩の国ビジュアルプラザ「BRAINLAB展」などで心的時間に関する科学展示を監修。日本テレビ系列『世界一受けたい授業』、NHK『爆問学問』などで、感じられる時間の特性についての解説を行った。
池上 彰(いけがみ あきら) プロフィール
1950年生まれ、長野県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHKに入局。松江放送局、広島放送局呉通信部を経て、東京の報道局社会部、警視庁、気象庁、文部省(現・文部科学省)、宮内庁などを担当し、報道局記者主幹に。その後1994年より11年間『週刊こどもニュース』のお父さん役として、多様なニュースを解説、人気を博す。2005年の退局後はフリージャーナリストとしてテレビや新聞、雑誌など各メディアで活躍。現在、名城大学(教授)、東京工業大学(特命教授)など5つの大学で教えている。著書は最新作の『新・世界から戦争がなくならない本当の理由』(祥伝社新書)はじめ多数。