なぜか会社に行けなくなった僕が、
黒猫・大吉と出会って見つけた
「人生の幸せ」とは?
自分の居場所がわかったら、
もう、迷うことはない。
梅田悟司氏のエッセイ
『捨て猫に拾われた男』原作の
NHKスペシャルドラマをノベライズ!
自由気ままでマイペースな猫が、
現代人が忘れている大切な何かを教えてくれた――。
その寝顔を見ていると、
僕はきっともう十分すぎるほど幸せなんだ、とわかる。
そんなこと改めて考えなくたってわかっていたはずなのに、
いつの間にか足りない、という想いにばかりとらわれていた。<本文より>
梅田 悟司(うめだ さとし) プロフィール
コピーライター、インクルージョン・ジャパン株式会社 取締役
1979年生まれ。上智大学大学院理工学研究科修了。2016年から2017年にかけて、4カ月半におよぶ育児休業を取得。当時を振り返ってTwitterに投稿した「育休を4ヶ月取得して感じたこと」が大反響を呼び、累計1200万PVに。
直近の仕事に、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、リクルート「バイトするなら、タウンワーク。」のコピーライティングや、TBSテレビ「日曜劇場」のコミュニケーション・ディレクターなどがある。著書にシリーズ累計30万部を超える書籍『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版社)や、本誌のもととなった『やってもやっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。』(サンマーク出版)など。横浜市立大学客員研究員。多摩美術大学非常勤講師。