今すぐ使える! 自分に合った話し方のコツが見つかる!
普段から口ベタであることを悩んでいる人、「もっと話がうまくなりたい」「会議やプレゼンなどで緊張せずに話したい」と考えている人へ
元日本テレビのアナウンサーで、2020年10月からフリーアナウンサー、司会者として活躍する青木源太さんが、日テレアナウンサー時代に得た経験やエピソードをふんだんに盛り込み、口ベタな人でも今すぐに実践できる、 会話が弾む方法や相手にきちんと伝える方法など、87個のコツを具体的かつ丁寧に紹介しています。
青木さんがパーソナリティとして番組MC(日本テレビ『バケット』初代MCなど歴任)を任されるまでになったスキルをあますところなく紹介する、口下手な人でも話が上手になれる本です。
●青木源太さんコメント
「コミュ力」という言葉をよく聞きます。そしてそれを高めたいと思っている方も多いはずです。
私はアナウンサーですが、特段自分がコミュ力が高いとは思っていません。
しかし、15年間テレビ業界にいて、コミュ力が高い人のことをよく観察してきた自負はあります。
コミュ力とは、単に自らが積極的に発信していくことだけで磨かれるものではありません。
話の聞き方、ちょっとした言葉や心がけで変わるものだと思います。
この本が皆さんのコミュ力を高めるヒントになれば嬉しいです。
●「はじめに」より抜粋
(前略)
「話す」というのは、言ってみれば「誰にでもできること」です。それを仕事としてやっていくためには、ただ単に「おしゃべり」をするのではなく、情報を短く、正確に、わかりやすく「伝え」なければならないわけです。僕はそのことにそれほど意識的でなかったために、話すことの難しさを感じて立ち止まってしまったのです。
(中略)
なかでも「情報を整理して伝える」ことへの憧れ。これが強かった分、入社後に強いプレッシャーを感じました。「こんなはずではなかった」という感覚に近いですが、話が上手になるためには意識すべきことがたくさんあるということに気づかされたのです。
(中略)
話すこと自体怖くなってしまった僕が、なんとかそれを克服することができたのは、あるとき「自分が話し続ける必要はない」と気づいたからです。
(中略)
みなさんのなかにも、「自分がつながなくちゃ。話を回さなきゃ」と思っている人は多いと思います。しかし、大前提として、「コミュニケーションはひとりで成立するものではない」ということを忘れないようにしてください。
話し方というのは、話の聞き方、ちょっとした言葉や心がけで変わるものだと思います。
本書で紹介するコツは、必ずしもすぐに身につくものばかりではありませんが、いずれも実践してみると効果が実感できるでしょう。
そうして自分の話し方に自信をもてるようになったら、話すことがどんどん楽しくなってくるはずです。
そうなれば僕としても、とても嬉しく思います。
【目次】
はじめに
PART1 口ベタな人でも伝わる会話の磨き方
PART2 会話がどんどん弾む話の聞き方
PART3 1対1で距離を縮める言葉の伝え方
PART4 大人数で会話が弾む盛り上げ方
PART5 相手が驚くほど納得するプレゼン術
PART6 どの相手にも緊張しない会話の準備
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