世界中で進められる「脱炭素=カーボンニュートラル」社会への試み。
地球温暖化に端を発するこの潮流に潜む「不都合な真実」とは?
「再生可能エネルギー」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州自動車メーカーが「EV原理主義」に暴走する裏側――。
各分野のスペシャリストが「脱炭素社会」実現で危惧される“害悪”をレポート。一体、誰のための「脱炭素」なのか? 「環境にやさしい」に騙されてはいけない!
本書は2021年9月に小社より刊行した単行本『SDGsの不都合な真実 「脱炭素」が世界を救うの大嘘』を改訂・改題し、新書化したものです。
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杉山 大志(すぎやま たいし) プロフィール
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任。産経新聞「正論」レギュラー執筆者。著書に『「脱炭素」は嘘だらけ』(産経新聞出版)、『地球温暖化のファクトフルネス』(アマゾン)など。
川口マーン惠美 ( かわぐち・まーん・えみ ) プロフィール
作家。日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。『優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音』(ワニブックス)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)、『移民 難民 ドイツ・ヨーロッパの現実2011-2019』(グッドブックス)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』(WAC)など著書多数。独ライプツィヒ在住。
掛谷 英紀(かけや ひでき) プロフィール
筑波大学システム情報系准教授。東京大学理学部生物化学科卒業。同大大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・通信情報研究機構)研究員を経て現職。著書に『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』(かんき出版)、『学者の暴走』『学者の正義』(ともに扶桑社)など。
有馬 純(ありま じゅん) プロフィール
1982年、東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。OECD代表部参事官、IEA国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、大臣官房審議官地球環境問題担当、JETROロンドン事務所長等を歴任。現在、東京大学公共政策大学院特任教授。これまでCOPに16回参加。