心! 涙! 志! 「角さん」の50の物語
「君には負ける。また会おう!」
人情、そして弱者への愛。政治家の本当の姿がここにある
「情の政治」を体現し続けた角栄!
秘書・早坂茂三が泣いた日/女優・宮城まり子の直訴
野坂昭如との選挙戦/法廷で見せた「総理の涙」
「正妻」と角栄を愛した女たち/最初に井戸を掘った人
ロッキード事件「検事とハンカチ」/「角福戦争」の真実
2度届けられる花/捨てられたスキャンダルの「巻物」
ある老婆の陳情/砂ぼこりのなかを走る男 ほか
昭和の官僚たちは皆、角栄に魅せられ、仕えることに誇りを持った。角栄は言う。「手柄はすべて連中に与えてやればいい。ドロは当方がかぶる。名指しで批判するな。叱るときはサシでしろ。ほめるときは大勢の前でほめてやれ」。これは官僚だけに対する態度ではない。どんな立場の人にも同じだった。対立する野党の政治家も角栄の魅力に惹きつけられた。そして、接した人は誰もが角栄を慕った。昭和で最も愛された宰相・田中角栄の本当の姿が50の物語で蘇る。
今年の12月16日に没後30年を迎える田中角栄。ロッキード事件で失脚してしまいましたが、人情家で、天性の気配りと心底、国と国民を愛した精神は、いまでも多くの人々を惹きつけてやみません。2018年に生誕100年を記念して発売した『人間・田中角栄』には、そんな角栄の人情物語が50話収録。その単行本を文庫化します。あなたの知らない田中角栄の人間性がたっぷり詰まっています。
※本書は2018年5月に小社より刊行した『人間・田中角栄』を改訂・改題し、文庫化したものです
【あわせ買い時の配送について】
予約商品と他商品を同時にお求めの場合、最も発売日の遅い商品に合わせての一括配送となります。
ご注意ください。別々の配送をご希望の場合は、お手数をおかけしますが、それぞれ個別にお買い求めください。