時限感染
殺戮のマトリョーシカ
標的は三千万人!
果たして、史上最悪のバイオテロを
防ぐことができるのか?
犯人の目的とは?
結末には予想だにしない真相が……。
その完全犯罪は、
誰にも
止められない――
『このミステリーがすごい!』大賞受賞&累計40万部突破のベストセラー『がん消滅の罠 完全寛解の謎』に続く衝撃!怒涛のどんでん返しに二度読み必至のバイオミステリー。ヘルペスウイルスの研究をしていた大学教授の首なし死体が発見された。現場には引きずり出された内臓のほかに、寒天状の謎の物質と、バイオテロを予告する犯行声明が残されていた。猟奇殺人にいきり立つ捜査陣であったが、彼らを嘲笑うように犯人からの声明文はテレビ局にも届けられる。事件に挑むのは、警視庁捜査一課のキレ者変人刑事・鎌木。首都圏全域が生物兵器の脅威に晒される中、早期解決を図るべく、鎌木は下谷署の女性刑事・桐生とともに犯人の手がかりを追いかけるが……。標的は三千万人!果たして、史上最悪のバイオテロを防ぐことができるのか?犯人の目的とは?結末には予想だにしない真相が……。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
目次
- 第一部 マトリョーシカ
第二部 虚構と現実
第三部 不可能状況
第四部 シークレット・テロル