米中 知られざる
「仮想通貨」戦争の内幕
米中貿易戦争など序曲に過ぎない
国際金融の隠された真実
情報インフラをめぐる戦いで
日本に最大のチャンスがくる!
[鼎談]
取引所CEO×
元衆議院議員×
クリプトキャッシュ創始者
グローバル化と逆行する自国主義の広がりと主要国の政治的不安定要因が高まる中、世界的金融リスクは欧州、米国、中東、南米でこれまでにない規模で増大しています。 その中でも特に米中貿易戦争が基軸通貨覇権戦争の様相を見せる中、国際金融以外に暗号資産(仮想通貨)による新たな覇権争いが起こる可能性が高まっています。各国政府の二極化に加えグローバル展開するデジタル化を強化したプラットフォーマーが圧倒的競争優位を獲得した状況で、課題先進国 Japan が再復活する為の解決の糸口を「政府暗号通貨」「東京クリプト金融特区」「クリプトキャッシュ」の融合スキームで提示していきます。国際経済、米中の覇権争い、暗号解読、日本の未来、仮想通貨、ブロックチェーンなど、関係する人はもちろん、政策担当者から、学生まで必読の一冊です。
目次
- プロローグ
第1章 ドイツ銀行がトリガーか
リスクにさらされる世界経済
第2章 突出する中国と
世界の暗号資産最前線
第3章 日本の暗号通貨と
サイバーセキュリティー
第4章 暗号通貨が作る
「協働型コモンズ」社会
第5章 鼎談
最新暗号通貨が日本を救う
エピローグ
プロフィール
伊藤 秀俊(いとう ひでとし) プロフィール
Aplotech CEO(エストニア)、国際連合経済社会理事会IPCメンバー、ジュピター エグゼクティブアドバイザーなどを務める。博士(Doctor of Humanities)、経済同友会委員。スタンフォード大学院経営科学科卒。マッキンゼー&カンパニー(経営戦略)、IBM(ICP、ベンチャー投資、研究所)、(東証一部)ICT企業副社長、早稲田大学経営大学院客員教授、(ニューヨーク証券取引所)Och-Ziff Capital Management アドバイザー、ライブドアホールディングス社外取締役(買収後に事業再生)、海外投資銀行ファウンダー、英国のファッションブランド会長などを歴任。
松田 学(まつだ まなぶ) プロフィール
1957年、京都府生まれ。東京大学経済学部卒。1981年大蔵省(現・財務省)入省。西ドイツ留学後、主として経済財政政策を担当。内閣審議官、財務本省課長、東京医科歯科大学教授等を経て2010年政界進出のため退官。2012年衆議院議員。2015年東京大学大学院客員教授。参政党前代表。現在、松田政策研究所代表ほか多数の役職に従事。著書は『TPP興国論』(ロングセラーズ)、『国力倍増論』(創藝社)、『いま知っておきたい「みらいのお金」の話』(アスコム)、『日本をこう変える』『日本再興経済篇』(ともに方丈社)など多数。共著に『永久国債の研究』(光文社)、『マスクを捨てよ、町へ出よう』(方丈社)などがある。