アマテラス、スサノオから安倍晴明、九頭龍まで
日本を代表する神様たちの
起源と姿がわかる
全国の神社仏閣所蔵の貴重な神像・絵画 ほか
オールカラー180点以上
●最初の神様から古代日本の礎を築いた神様まで
神話に登場する神様
●山や海、稲など津々浦々に宿る八百万の神様
自然界の神様
●仏教・神道・道教・山岳信仰などが合体した神様
神仏習合の神様
●龍、天狗、巨人、家の中の神様
もののけ・民間信仰の神様
神様のルーツと信仰の歴史をひもとく
日本の神様は「八百万の神々」といわれ、『古事記』『日本書紀』には、個性豊かな神々の姿が描かれている。しかし神話だけで日本の神々のすべてを知ることはできない。自然への畏れから生まれた八百万の神々への祈りは、仏教の伝来とともに神と仏が一体となった信仰へと発展していった。さらに道教や山岳信仰などから、陰陽道、修験道という日本独自の信仰も誕生する。時代の変化や外国との交流の中で日本の神々は多様性を増していったのである。本書では、神話に描かれた神々をはじめ、仏と習合した神々や民間信仰の神々まで、代表的な100柱の神々を掲載している。多様な日本の神々を通して、日本人の心の原点と祈りの歴史をひもとく。