釈迦如来、弥勒菩薩、阿修羅……
ペン一本で癒やされる国宝仏の絵40
NHK「ほとけの履歴書」の
藪内先生がやさしく指南
わかりやすい解説で人気の籔内佐斗司氏(東京藝術大学大学院教授)を監修に迎え、写仏の魅力とポイントを紹介します。仏像をなぞる時間は、ストレスフルで慌ただしい現代人の心に落ち着きをもたらしてくれます。本書では、如来、菩薩、明王、天のなかから、代表的な仏像40点のなぞり方を紹介するとともに、各仏尊、仏像の履歴をわかりやすく解説。なぞり終わったあとは仏像事典としても保存しておける内容となっています。
籔内 佐斗司(やぶうち さとし) プロフィール
彫刻家。東京藝術大学大学院文化財保存学教授。
1953年大阪市生まれ。東京藝術大学及び大学院で彫刻を学んだ後、同大学院保存修復技術研究室で仏像の古典技法研究と修復に6年間携わる。その間に修得した技法を駆使して、独特な木彫作品を制作する一方、屋外に展示するArt For The Publicとしてブロンズ作品も多く手がける。2004年に現職に就任。「平城遷都1300年祭」(2010)公式キャラクター「せんとくん」をデザイン。また仮面舞踏集団「平成伎楽団」を主宰するほか、テレビの仏像番組を担当するなど多彩な活動を続けている。主な著書;『壊れた仏像の声を聴く』(角川選書)、『ほとけさまの図鑑』(小学館)、『仏像礼讃』『仏像風土記』(ともに大和書房)など多数。
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