本能寺の変の鍵を握る二人の武将
キーマンは明智家中にいた!
“信長殺し”の真相が
ついにわかった!?
新史料から明らかになった、「本能寺の変」438年目の真実
政変の決断はわずか3日前だった!
序 章 光秀の前史――知られざる雌伏の前半生
第一章 光秀、ナンバー2に上りつめる――畿内方面軍の形成
第二章 斎藤利三とは何者か
第三章 信長、四国政策を急転換す
第四章 光秀謀叛――その真相を考える
終 章 光秀と利三の最期
本能寺の変の仕掛け人は、斎藤利三だった!? 新たな視点で「本能寺の変」の謎に迫った一冊! 本能寺の変は、長年単独犯行説が通説であったが、近年は織田信長の存在を嫌った足利義昭らが背後から糸を引いていたという陰謀説が支持されてきた。そんななか、新しい史料から明らかになった、織田信長の四国政策 (長宗我部家対策)における斎藤利三の重要な役割。その利三と、明智光秀はなぜ“運命共同体”ともいえる関係になったのか? そして、「天下」観念のありようと光秀の関わりとは?「本能寺の変」に至る経緯を、新たな視点・解釈・新史料で鋭く論じる!