崇仏派によって
改ざんされた
天皇の歴史
◆幼帝・武烈天皇は、なぜ悪逆非道の老君に描かれたのか?
◆神道と仏教の共存を命がけで目指した聖徳太子と秦河勝
神話にさせられた神武以前の天皇
はじめに 『古事記』『日本書紀』に隠された本当の歴史を解明する
序 章 『古事記』『日本書紀』によって隠された超古代史
第一章 秦人と日ユ同祖論
第二章 顕宗天皇と仁賢天皇
第三章 継体天皇と安閑天皇・宣化天皇
第四章 欽明天皇と聖明王
第五章 敏達天皇とオシサカヒコヒトノ太子
第六章 蘇我氏系天皇二代と神仏戦役
第七章 推古天皇・聖徳太子と秦河勝
第八章 舒明天皇と皇極天皇
第九章 孝徳天皇と大化の改新
第十章 天智天皇と白村江の海戦
第十一章 弘文天皇と大海人皇子
『古事記』『日本書紀』には、明らかな間違いや不明確な箇所、さらに故意に史実を書き換えている部分も存在する。それは、『記・紀』が、仏教と唐風文化が蔓延する時代に日本の歴史をリセットする目的で書かれたからだ。そのため、崇仏派でない天皇は否定されてきた。本書で、『記・紀』に隠された「本当の日本の歴史」を再現する。