第三次世界大戦を阻止するのはトランプしかいない

著者：佐藤優
発売日：2025年11月27日
価格：1,650円(税込)

判型：四六判
ページ数：224P
ISBN：978-4-299-07263-4

台湾有事で日本が「東アジアのウクライナ」になる？

回避のカギは「力の体系」と「利益の体系」にあり！

トランプ、プーチン、習近平が世界を3分割！

植民地なき新帝国主義の正体

知の巨人が読み解くトランプの“世界平和”像

トランプが描く世界平和の青写真は第一次、第二次大戦とは全く異質のものだった！

新帝国主義は力の体系で「棲み分け」を行い、利益の体系で勢力圏同士で貿易を行う

世界大戦に発展する可能性を秘めていたウクライナ戦争

植民地を持たない新しい帝国主義国家によって世界は分割される

イランの核施設攻撃に踏み切ったトランプの狙い

アメリカとロシアの接近で焦りを見せる中国

石破おろしの裏側

参政党の躍進は危険なシグナルか

「大東亜共栄圏をいかに現代に蘇らせるか」が日本の課題

ほか

イスラエルのネタニヤフ首相の「暴走」という感のあるイラン攻撃、ウクライナとの停戦交渉で一歩も譲らないプーチンに対してしびれを切らすアメリカ。そして2027年に中国が台湾侵攻を仕掛けるのではないかという懸念が出てきている。世界は第三次世界大戦開戦に突入するのか否か。そのカギを握るのはやはりあの男、トランプだった――。

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佐藤優(さとうまさる) プロフィール

1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕・起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪が確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。著書『国家の罠　外務省のラスプーチンと呼ばれて』（新潮社）で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』（新潮社）で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。