2003年

30段広告

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[新聞広告]
8/5
  • 朝日新聞 朝刊 東京版
  • 読売新聞 朝刊 東京版
  • 毎日新聞 朝刊 東京版
  • 日本経済新聞 朝刊 全国版
  • 日刊スポーツ 朝刊 東京版
  • スポーツニッポン 朝刊 東京版
  • 日刊ゲンダイ 東京版
[ポスター]
8/15〜8/21
  • 渋谷駅・原宿駅 B0サイズで20枚
受賞
  • 2003年 朝日広告賞(出版・学校部門賞)
  • 2004年【読売出版広告賞】金賞
  • 2003年 毎日広告デザイン賞(出版部門賞)
  • 2003年 スポニチ広告大賞(カラー部門 優秀賞)
  • 2003年 日刊スポーツ アドグランプリ(カラー広告部門 インパクト賞)
  • 2004年 グッドデザイン賞(コミュニケーションデザイン部門)
  • 2003年 広告批評年間ベストテン 新聞3位

広告意図

1950年には50歳台だった日本人の平均寿命が、今では80歳を超える勢いにあります(しかもまだまだ伸び続ける見通しが立てられています)。そのような環境で、かつての50代や60代とは比べものにならないほど若くて元気な50代や60代(あるいはそれ以上の人々)が増えているのは当然のことです。その一方で、これまでの学校や仕事上の制度で縛っておくには惜しいポテンシャルを持つ10代や20代が増えているのもまた事実でしょう。
考えれば考えるほど、昔ながらの年齢基準が設定されたまま様々な社会システムが続いていることによって、今の日本に無意味なズレやストレスを多々生んでいるのではないかと思うのです。あえて「年齢は呪縛である」と考えれば、学業や仕事以前に、その人の日々の生き方まで影響されることを考えればなおさらです。もちろんすべての年齢制度が無意味だとは言いません。しかし、人それぞれの精神や肉体の元気度や実力によって、その人本来の可能性を活かせるチャンス(個々からすれば自らの年齢に縛られない意識、環境からすれば人を年齢で縛らない意識、とも言えましょう)がもっと増えることで、ポジティブに生きるための人生の選択肢が増え、その結果この国が今抱えている歪みが多少なりともリセットされていくのではないでしょうか。
今回の広告は、私たちのそういう思いや考えを、まさに「年齢・性別・国籍」に縛られない魅力的な生き方をされている美輪明宏さんに象徴して訴えようというものです。

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