伝説の週刊演劇ニュースレター「初日通信」の
編集長・小森収が、いま、あの時代を書く!
週刊の劇評紙を自分でせっせと作っていた。「初日通信」というそのミニコミは、 1984年からまる12年続けてやめたが、その間は、浴びるほど芝居を観た。 私の感覚では、すべての舞台を観るなど、はなから論外であり、 ある公演を見るということは、他のなにかを観ないということであった。 なにかを論じるというよりも、具体的な記述を 心がけることにした。あくまで、私の観た範囲である。 (まえがきより) |
目次
- 第1章 夢の遊眠社と野田秀樹
第2章 全共闘の延長戦(エクストライニングス)
第3章 佐藤信を追いかけて
第4章 予感の時代
第5章 スズナリヘの道
第6章 第三舞台とその時代
第7章 笑いの果てに
第8章 満潮に乗って