伸びる子は毎日の生活習慣から!
自分に自信を持った明るく前向きな子に育てたい、知的能力が高くて、しかも、謙虚な子に育てたい……そう思っているなら、親の一日一日をその目的に適ったものにする必要があるのです。
この本では、日常生活の中のとても基本的な部分で、いかに親力を高めるかを考えていきます。
小学校教師生活23年の著者・親野智可等先生が、365日<伸びる子>の土台をつくる毎日の習慣を伝授します。
本書の内容は、平成15年から平成18年に著者が発行したメールマガジン「親力で決まる子供の将来」から、抜粋・再構成したものです。著者が教師退職以前に執筆したものについても、初出時のまま掲載してあります。
- 改訂し、文庫化して、2012年02月07日に宝島SUGOI文庫『うちの子は勉強ができません。 どうしたらいいですか?』を発売しました。
目次
- 第1章 日常生活の土台をつくる
●鉛筆の正しい持ち方は、学力に好影響がある
●持ち物に名前を書く意義とは何か?
●足に合わない靴は成長の大敵
●食べ物の好き嫌いをどうするか?
●落とした食べ物をどうするか?
●トイレに行くのも自己管理
●快便習慣は一生の宝
●左利きを右利きにする必要は、一切ない
第2章 学校生活のトラブル対処法
●学校のことを何も言わない子には、どう対応するか?
●子供が急に学校のことを言わなくなったけど、その理由が分からない。そのときはどうするか?
●我が子の言い分だけを鵜呑みにすると、大きな失敗をすることになる
●マイナス思考の先生にどう対応するか?
●うちの子は勉強ができません。どうしたらいいでしょうか?
●夏休みが嫌いな子もいる
●夏休みが怖いお母さんもいる
第3章 子供の毎日をもっと輝かせるプラスαの発想
●声の大きさは活力のバロメーター
●食事中のノー・テレビで、コミュニケーションばっちり
●子供が外で遊ぶことの効用とは?
●大人に管理されない子供たちだけの時間は、なぜ必要なのか?
●子供を幸せにしたいなら、感謝の心を育んでやろう
●正直な子に育てる
●子供の心を解放するには?
特別付録 親力の言葉12ヶ月