“働く意味がわからない人”
のための仕事論と幸福論
【対談】
渡邉美樹(ワタミ社長)/住谷栄之資(キッズシティージャパン社長)
三田紀房(漫画『ドラゴン桜』著者)/藤原和博(杉並区立和田中学校校長)
おじさんはスカッとし、若者は目覚める!
【本の効能】 次のようなときに読んでみてください。
夢も希望もないと思ったとき
仕事を何にするか決めかねているとき
朝起きて会社に行きたくないとき
仕事に飽きたとき
会社を辞めたいと思ったとき
もうひとふんばりしたいとき
上司や先輩の価値観がわからないとき
若い社員の価値観がわからないとき
会社が信用できないと思ったとき
親や教師が信用できないと思ったとき
- 改訂・改題し、文庫化して、2009年05月09日に宝島SUGOI文庫『働く力』を発売しました。
目次
- はじめに
本書の効能
仕事がイヤになったときのための“御教訓”カレンダー
第1章 やりがいは、仕事をきちんとやった後についてくる
* 「下流」からの脱出?
* 「夢を持て!」と教える必要はない
* 「個性=好きなこと」ではない
* お金のために働くのは悪いことではない
第2章 もっと世界に目を向ければ、やるべきことが見えてくる
* 対談・渡邉美樹(ワタミ株式会社社長)
* 親は「偽中流」、わが子は「下流社会」
* 学生の八割が嫌々社会へ
* 子どもの夢と伴走したい
* 東大を目指す子はきちんと食べる
* 夢がなかったら目の前のことをやれ
第3章 若いときに頑張っておけば、あとは楽です
* ひきこもり気味だった学生時代
* 面接で何を話せばいいかわからなかった
* 何でもやった編集時代
* 七十歳を過ぎてからが一番頭がいい
第4章 五感を鍛えることが仕事の基本
* 対談・住谷栄之資 (株式会社キッズシティージャパン社長)
* 人間は生のぶつかり合いを通して育つ
* すべての仕事の基礎は体力だ
* 無人島で暮らしたことも……
* 今のままではグローバルな人材は育たない
* 自分のやりたいことをできるだけ忠実にやろう
* 日本人は勉強しすぎ?
第5章 自分らしさは、働き続けた結果得られる
* 自分らしさを追求すると下流になるのか?
* 「自己実現」という言葉の深い意味
* 頼まれなくてもしてしまうことを、得意なことでアウトプットする
第6章 はじめは個性はいらない。働く型を身につけろ!
* 対談・三田紀房(漫画家・『ドラゴン桜』作者)
* 型を示さないとトラブルが起きる
* 給料が減っても残業を減らしたい今の若者たち
* はじめは個性なんかいらない
* 「好き=成功」なら苦労しない
* 個性探しでクタクタになっている若者たち
第7章 就職するな、就社しろ!
* 雑務が人を育てる!
* 会社の人材配置は案外正しい
* 嫌いな人の存在が自分を鍛える
* 若い人は周りに遠慮しちゃダメ!
第8章 仕事に役立つ「ナナメの関係」
* 対談・藤原和博(杉並区立和田中学校校長)
* 授業時間を増やさなくても、学力は上がる
* ナナメの関係が面白い
* 毅然としているプロは気持ちいい
第9章 仕事が自分を必要としてくれることの幸せ
* 働く身体を作ることが大事!
* 仕事が自分を呼んでいる状態
* 大人は子どもにサービスしなくてよい
* 夢を失ったときどう生きるかが重要
* 自分らしさは定年後にとっておけ