地下鉄、都庁、国会議事堂…
すべての施設には軍事的な意味があった!
「地下鉄・有楽町線は、有事の際には戦車が通れるようになっている」、「地下鉄半蔵門駅には地下シェルターが存在する?」などなど、これら首都防衛の噂は果たして真実なのか?人々の目に見えないところで着々と進む東京要塞化計画を、写真や地図とともに検証していきます。
この商品は、2004年12月02日に発売された、書籍『要塞都市・東京の真実 首都防衛の気になる「噂」を完全解明!』を書き下ろしや修正を加え、改訂したものです。
目次
- はじめに
巻頭グラビア 対テロ防衛を見据えた自衛隊の最新軍備
対テロ市街戦に特化した先進個人装備システム
ヘリの発着ができる護衛艦「ひゅうが」
近付く耐用年数と後継戦闘機問題
第一章 日本を取り巻く危機的状況
核兵器テロが東京で起きたらどうなる?
北朝鮮との戦争状態はあり得るか?
日本にも宗教テロの危険性がある!
…ほか
第二章 首都の地下鉄網に秘められた謎
千代田線・南北線・有楽町線を結ぶ点と線
軍事色を多分に帯びた大江戸線
新たなる戦略路線・副都心線
…ほか
第三章 自衛隊「専守防衛」のジレンマ
東京湾に秘められた備え
首都・東京に至る3つの上陸ルート
国道246号線を戦車が走る日
…ほか
第四章 首都の心臓部にVIPの逃走経路あり
皇居からの脱出ルートはここにある
国会議事堂に存在する地下網
首相官邸から伸びる20メートルのトンネル
…ほか
第五章 首都の安全を守る「陸・海・空」重要拠点
共同溝のメリットとデメリット
有事に最大の能力を発揮するJR
空港のテロ・ハイジャック対策
所沢にある有事の際の管制塔
あとがき
参考文献