なぜ、あのプロ野球選手は活躍できるのか!
◆腕が短いから勝てる“ダルビッシュ有”
◆他の投手とテンポが違う“斎藤佑樹”
◆ホームランを封印した“イチロー”
などなど
フォームから身体の秘密まで完全分析!
野球解説者としてテレビでも活躍中の工藤公康氏の野球理論は、他の野球選手と比べても秀でています。それだからこそDeNAの監督候補にもなったのです。その工藤公康氏が、自らの野球理論にもとづいて、いま活躍中のプロ野球選手を評論します。なぜダルビッシュはすごいのか。なぜ山本昌は200勝できたのか。なぜマー君は勝ち星を重ねることができるのか。それは、腰の回転軸の問題だったり、胃の強さだったり、リリースポイントの高さだったりと、工藤公康氏ならではの目からウロコの解説です。
目次
- まえがき
第1章 なぜダルビッシュはメジャーでも勝てるのか?
野球におけるメカニックとは何か?
ダルビッシュが5年連続で防御率1点台を達成できたわけ
投球フォームがタテ軸かヨコ軸かで投げられる変化球は決まる
…ほか
第2章 なぜ松坂はメジャーで故障したのか?
なぜ野球選手は怪我をしてしまうのか?
怪我に多い肉離れ
正常な完治とは何か
…ほか
第3章 なぜ山本昌は現役を長く続けられるのか?
山本昌の独特なフォーム
「初動負荷理論」
体の中が強ければ長い競技生活を送ることができる
…ほか
第4章 なぜイチローはホームランが打てるのに狙わないのか?
プロは常に自分で答えを出していかなければならない
イチローはなぜホームランを打つことができるのか?
自分にとって集中できるルーティンを見つける
…ほか
第5章 なぜ生え抜き監督が優勝しやすいのか?
ソフトバンクはなぜ10、11年とリーグ連覇ができたのか?
知識も経験もある指導者によってチームは強化されてきた
「ヒット0点で1点」の意味を考える
…ほか
第6章 なぜ巨人に絶対的守護神が現れないのか?
監督というポジション
GM(フロント)主導の本当の意義を考える
成績だけで投手の力量を判断してはいけない
…ほか
あとがき