いじめで我が子を苦しませない!
転校に躊躇は禁物!
警察の防犯相談を利用!
かくし撮りで犯行を記録せよ!
学校がダメなら人権擁護委員へ相談!
自殺という最悪な結果になってしまった大津市のいじめ事件。しかし、このいじめ事件は氷山の一角にしか過ぎない!いままで、いじめ問題に携わってきた証拠調査士が実体験から教えるノウハウ。学校も警察もあなたの子どもを救ってくれない!
目次
- まえがき どんな手段を使っても子どもを守る!
第1章 いじめの本当の実態
●日ごろのコミュニケーションで注意深く関心を! 大人たちが気づけない子ども間の人間関係
ルール(1) いじめのパターンを知る
暴力、仲間はずれ、悪口、ネットなど5つに分けられるいじめの種類
ルール(2) データから見るいじめの実態を知る
年間いじめ認知件数は約8万件 いじめが最も多い学年は中学1、2年生
統計データはあてにならない? 文科省と警察庁では自殺者数がこんなに違う
ルール(3) いじめを見つける方法
いじめを見逃さないため、私たちはどんなことに気をつけるべきか
自分の子どもがいじめる側にまわっていることはないか
…ほか
第2章 闘う前に知っておくべきこと
●子どものいじめが発覚したときの対処は 親が子どもにとって一番の味方であることを伝える!
ルール(1) いじめ問題の対策に「絶対」はない
学校に相談に行くべきか、いきなり警察か
弁護士にいじめ問題は解決できない?
ルール(2) すべては人のつながりから
親子間でコミュニケーションはとれているか
地域でのコミュニケーションはとれているか
地元の議員さんを利用せよ 政治力はいじめ解決の大きな力
第3章 過去の事件ファイルから闘い方を学ぶ
●「死にたい」と泣き崩れたA子ちゃん 5年間の地獄を生き続けた子をどう救ったか
まずは事実関係の確認を 証拠が固まれば勝負は決まる
人種差別による悪質ないじめ事件 お弁当にゴミ、トイレでは水をかけられ
自分が捨石になっても子どもを守れるか 必要なのは敵と対決する覚悟と決意
…ほか
第4章 いじめ対策完全マニュアル
●証拠を掴んでいじめの加害者を叩き出せ! いじめの事実を探偵並みに徹底調査
ルール(1) 緊急避難
学校は命をかけてまで行くところではない
越境通学は「逃げ」ではない
ルール(2) 証拠を集める
まずは事実確認。それには証拠集めから
ランドセルに盗聴器、通学路を尾行して盗撮も
ルール(3) 集めた証拠を活用する
警察? 法務局? 学校? 教育委員会? いじめの相談をどこへ持っていくか
情報が表に出やすい警察捜査 隠密に動いてくれる人権擁護委員
多くの被害届は証拠不足で受理されていない
…ほか
ルール(4) その他いじめ解決に有効な関係機関
「死にたい」と悩む児童生徒に専門家による心のケアは必須
他人の子どもが暴力を受けていたら児童相談所への通報も
組織隠蔽を図る学校機関に弁護士を使って「証拠保全」を
ルール(5) 証拠の活用方法裏技編
ネットや怪文書で情報拡散 子どもの命を守るには手段を選ぶな
ブログで事件の顛末と個人情報を拡散する 訴えられても必要経費と割り切って気にしない
ツイッターなどもフル活用 子どもを守るために手段を選ばない
…ほか
第5章 人権擁護委員とは何か
●法務局と連携して学校への立ち入り調査も辞さない 人権擁護委員は、いじめ問題解決の切り札
人権擁護委員は、あなたの町の“命のお助けマン”
人権擁護委員の活動内容は「相談」「救済」「啓蒙活動」
相談を受けた人権擁護委員は被害者救済へ向けて調査を開始する
第6章 なぜいじめは隠蔽されるのか
●教育現場の構造的な問題を探る 教師らの自己保身のために「教育ムラ」で犠牲になる生徒たち
1. 日本教育界史に残る大スキャンダル 北海道滝川市女児自殺事件で北教組が調査妨害指示
家族や学校、同級生に残された7通の悲痛な遺書 市教育委員会は「いじめの記述はなかった」と
大嘘
遺書を「見たくない」と突っぱねた教育委員会部長 「それは遺書ではない、手紙だ!」の暴言
真相究明よりも保身が大事な現場の教師 「調査に協力するな」と指示した北教組
2. 教育委員会と学校、役所はズブズブの関係
問題発覚を恐れて保身に走る教師たち 大事なのは生徒の命より自分の生活保障
教育委員会の構成員は学校から出向してきた教職員ら 学校が起こした事件の隠蔽も大事な仕事の
ひとつ?
教育長は市長、副市長、会計管理者に次ぐトップ4 年収は1千万円程度が相場
3. 誰も知らない! 教師を解雇できない本当の理由 民主党政権が生んだ「労働審判」の悪しき実態
遅刻、無断欠勤、女子生徒へのいたずら 不良教師は組合に守られ今日も元気にセクハラ中
セクハラ教師を助けるために全国から集結してくる労働組合
ビラ配り、イタ電話、ピンポンダッシュ、怪文書など。労働者を守るためには何でもしてくれる労組
…ほか
あとがき