ロンドン、湖水地方、コッツウォルズ、ヨークシャーほか
街角の店、庭、工場・教会で見つけた
懐かしい習慣を味わい、日常を整えるヒント!
手間ひまで作る英国流
英国を描き続ける著者の「イギリス式 節約・お片付けシリーズ」第5弾。今回は15世紀イギリスの道徳劇『エブリマン』に出会った著者が、イギリスで昔ながらの生活や習慣をたどります。16世紀創業の老舗織り工場やオールドタウン探訪、老舗のウールで服作り、羊と暮らして靴下作り、庭先でできる柳の枝で作るカゴなど、イギリスの古きおだやかな生活を、撮り下ろしの美しい写真満載で紹介。
目次
- Introduction 幸せな生き方を伝える中世の物語
地元の気になっていた場所に行ってみる
街角の小さな文化を探そう
気になる名前の建物、通りに「きっかけ」がある
住宅街の小さな集いに立ち止まる
懐かしい匂いのするものを探し、使い続ける
街角の仕立て屋 OLD TOWN
1日50品目を8人で縫い続ける
古い写真をたどり、ずっと着たい服を作る
生地へのこだわり
記憶の中にしかないスタイル
ホルトの小さな店の懐かしさ
エドワーディアンの理髪店
#01 青いワークウエア
Susy Harper 舞台女優のような服
白い部屋着と古着事情
Crookabeck Angoras ポター女史が愛でた羊とソックス
Willow Basket 柳の枝を集め、庭でカゴを編む男
コラム カゴのある生活
#02 大きな万能バッグ
本当に着たい服を作る
英国製ウールに魅せられて
コッツウォルズのウールショップ
16世紀発祥の老舗織り工場 MARLING & EVANS
ハムステッドの隠れた工房
さっと羽織れるコートドレスが欲しい
ハムステッドで試作を重ねて
コートドレスが完成した日
FIELD HOUSE B&B 機織り工がいた屋根裏部屋
英国ウール探訪で見つけた中世の宿
コラム 英国織物産業を知る2つの建物
きれいなレース付きインナーが欲しい
クルーニーレースの郷愁
古いレース織機を直しながら使い続ける
代表的なリバーレース2種をご紹介します
伝統を受け継ぐ職人たち
いつの時代のものか分からないデザイン画
のこぎり屋根、メリヤス工場の故郷
コラム 明治、大正、戦後と日本の繊維はよく売れました
日本とイギリスの共演、ただ一つのインナー
スタイル レースを楽しむ大人の装い
エブリマンの幸せな暮らし方
教会のティールーム/島の素朴な手仕事/テーブルを整える、庭で食す、ささやかな幸せ
Everyman Ending 遠き日々のおだやかなまなざしへ
『小さな英国展』について
MAP 本書で紹介したイギリスの主な町
※本文中の価格は1ポンド=130円で換算しています。
※掲載された電話番号、ホームページアドレスなどの情報は、2012年12月時点のものです。