“世界最高峰”の競馬レース
チームジャパンの挑戦
「凱旋門賞はパドックからして特別な雰囲気。
憧れのレースであると同時に、日の丸を背負って
戦いに臨むイメージがあります。」
――1999年凱旋門賞 エルコンドルパサー 2着/
2010年凱旋門賞 ナカヤマフェスタ 2着 ほか
蛯名正義騎手
ここ数年、毎年のように日本馬がチャレンジし続けている、フランス・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞。これほどまでに競馬関係者、競馬ファンが熱視線をそそぐ「凱旋門賞」とはいかなるレースなのか。歴史と沿革、世界競馬地図における位置づけ、勝つことの意義と価値、過去の名馬や名勝負、日本馬の挑戦の歴史などから見えてくる“世界最高峰”のレースの姿を紐解きます。