人工の骨、生きた臓器も出力可能?
仕組み、できること・できないこと
応用技術から、未来の展望まで
3Dプリンターのすべてがわかる!
「21世紀の産業革命」といわれ、いま大注目の技術・3Dプリンター。車やフィギュア、衣服や靴など、立体物の出力を可能にした魔法の箱は、昨今では低価格化が実現し、一般家庭にも普及しつつあります。一方で、銃のスキャンデータの流出により、違法所持に加担しているのでは、といった問題点も指摘されています。本書では、実際に3Dプリンターで現状なにができるのかはもちろん、普及によるメリットとデメリット、将来的に可能になる技術についてわかりやすく解説。3Dプリンターが創り上げる現在と未来がわかります。
水野 操(みずの みさお) プロフィール
有限会社ニコラデザイン・アンド・テクノロジー代表取締役。一般社団法人3Dデータを活用する会(3D-GAN)理事。1990年代のはじめから、CAD / CAE / PLMの業界に携わり、大手PLMベンダーや外資系コンサルティング会社で製造業の支援に従事。2004年にニコラデザイン・アンド・テクノロジーを設立後は、メーカーとして独自ブランド製品の開発をする他、3Dデータを活用したビジネスの立ち上げ支援や、CAD/CAM/CAE/PLMツールや3Dプリンターの導入支援も積極的に行う。主な著書に『デジタルで起業する!』(かんき出版)、『絵ときでわかる3次元CADの本』(日刊工業新聞社)、『自宅ではじめるモノづくり超入門 3DプリンタとAutodesk 123D Designによる新しい自宅製造業のはじめ方』(ソフトバンククリエイティブ)、『3Dプリンター革命 モノづくり・ビジネスが変わる!』(ジャムハウス)など。