悔いの多い人生では
安らかに眠れない。
現役ホスピス医が聞いた「後悔」の実例。
果たせなかった夢、お金・仕事への執着、
「がん治療」の受けすぎ……
外科医として5000人以上のがん治療に携わり、ホスピス医に転身した小野寺時夫氏。これまで2500人以上を看取ってきた小野寺氏が聞いた“死に際”の言葉の数々。「抗がん剤治療を受けなければよかった」と語った50代の女性。「治るのかどうか聞くべきだった」と悔やむ会社社長。計画していた「第二の人生」を果たせなかった60代男性の無念……。「後悔のない人はいない」と小野寺氏は指摘するが、後悔の強い人、後悔の多い人は安らかに死ねないと言う。どうすれば死に際に後悔の少ない人生を送れるのか。死と対峙しない現代日本人に贈る必読の書。この先、長く生きられないとわかったら、あなたはどうしますか?