書籍

母に縛られた娘たち

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著者:片田珠美
発売日:2015年8月8日
価格:1,320円(税込)

判型:B6判
ページ数:214P
ISBN:978-4-8002-3324-0

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「自分」を殺してきた全ての娘たちへ。

あなたが女性としての「生きづらさ」を感じているとしたら、その一因は「母の呪縛」かもしれない――。

ベストセラー『他人を攻撃せずにはいられない人』で、攻撃欲の強い人の精神構造を分析し、戦い方・逃げ方を示唆した著者が今回取り上げるのは「娘を支配し、束縛する母」。「他人」とは違って、正面から戦うことも逃げることも難しいのが家族。中でも親密で、愛情も憎悪も濃い「母と娘」の葛藤を掘り下げ、娘がその束縛を逃れて自分自身の人生を生きるための処方箋を示す。

母に、そして祖母に縛られた娘であったという著者自身の体験の詳細な分析に加え、「『早く結婚しなさい』と母に言われるたびに頭痛がする」「60代の母に『低脳!』と暴言を吐いてしまう」「すぐに怒鳴る厳しい母がイヤだったのに、自分も娘を怒鳴りつける母親になっている」など多数の事例を紹介。なぜそのような葛藤が起きるのか、母親との関係をどう変えれば悩みを軽減できるのかを解説する。

「もし、娘が母を全面的に憎むことができたら話は簡単です。ところが、そうはいきません。娘は母を愛してもいるのです」「最近の母は巧妙です。口では、子の自由・個性を尊重すると言い、一見物わかりのいい態度を取ります。そして、『お母さんはあなたのことを考えているのよ』『あなたのためにいろいろな犠牲を払っているのよ』などと罪悪感をかき立てる言葉を並べ、娘を押さえつけるのです」などの記述は、母に対して愛憎がないまぜになった複雑な感情を抱くすべての「娘」の強い共感を呼ぶ。

母娘関係に悩んでいる女性はもちろん、なんとなく気分が晴れない原因が「母」にあるとまだ気付いていない女性にも必読の一冊。

片田 珠美(かただ たまみ) プロフィール

1961年広島県生まれ。精神科医。京都大学非常勤講師。大阪大学医学部卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。人間・環境学博士(京都大学)。フランス政府給費留学生として、パリ第8大学でラカン派の精神分析を学ぶ。臨床経験にもとづいて心の病の構造を分析。精神分析的視点から、社会の根底に潜む構造的な問題も探究している。『他人を攻撃せずにはいられない人』『プライドが高くて迷惑な人』(ともにPHP新書)、『他人の意見を聞かない人』(角川新書)、『賢く「言い返す」技術』(三笠書房)、『男尊女卑という病』(幻冬舎新書)など著書多数。

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母に縛られた娘たち

商品コード : 02332401

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