世界最強と謳われた日本海軍を象徴する
戦艦「大和」と零戦… 激動の戦いの日々――。
いまから70年前、戦争があった。国を思い、家族を思い、そして日本の行く末を思い戦艦「大和」は、沖縄に向け生還を期さぬ戦いに旅立った。もはや太刀打ちすることすらもかなわない敵機や敵艦に向けて、出撃した男たち、そして、彼らを見送った多くの人々の思い。世界最強と謳われ、46センチ砲三連装三基という想像を絶する戦力を備えた戦艦「大和」。その巨砲を活かすこともできず、彼らは陥落間近の沖縄に向け出撃する。もはや日本人は忘れかけている、あの日無言で散っていった若者たち。――もはや挽回するべくもない悲痛な戦局に一矢報いんとした、最強戦艦の戦いの日々を描く。実力派漫画家たちが描くアンソロジーマンガ企画です。
※本書収録の作品は、史実をもとにしたフィクションです。
※登場する国家・団体・組織などは、実在するものといっさい関係ありません。