『わが闘争』から“最後の予言”まで
「支配される人間が
何も考えないのは、
政府にとって幸いだ」
語録で辿る独裁者の思考、第三帝国の興亡
20世紀が遺した巨悪・ヒトラーの台頭から破滅までを、本人の101の言葉とともに振り返ります。議会制民主主義がとられていた当時のドイツにおいて、計算し尽くされたスピーチとプロパガンダで合法的に政権を奪取していったヒトラー。その仕掛けに満ちた言葉を分析することは、現代社会における反面教師として大きな意義があります。また、ヒトラーの台頭を許した当時の世界情勢も合わせて解説することで、歴史的経緯もわかる内容になっています。
※本文中、写真は言葉の内容や時期と合致していない場合があります。
※掲載している言葉のなかには、趣旨を変えることなく意訳をしている箇所があります。