「人生と仕事の心得」
日本人の「品格」はすべてここにある
困難と危機に直面したとき「幸之助イズム」が道をひらく!
目次
- 序章 グラビア松下幸之助「10大伝説」
「熱海会談」……経営の神様が泣いた日(1964)
「二股ソケット」……創業ロケットスタート(1918)
「水道哲学」……己の「使命」に気づく(1932)
「VHS戦争」……「ベータは100点。でもVHSは200点や」(1976)
「小僧時代」……一生を決定付けた丁稚奉公(1904)
「ナショナルランプ」……国民的ブランド考案(1925)
「事業部制」……世界に先駆けた機構改革(1933)
「PHP運動」……思想家・幸之助の誕生(1946)
「電撃引退」……鮮やかな引き際の美学(1973)
「松下政経塾」……21世紀への遺産(1980)
第1章 エピソードで読む「人生と仕事の心得」20
(1)フィリップス社との攻防
(2)「神様」からの直電話
(3)「リストラはやらん」伝説
(4)小僧の意外な正義感
(5)まずは小さなことから
(6)人は信頼に値するもの
(7)「君たちの給料はなんぼや」
(8)そっくり頭を入れかえよ
(9)「水道哲学」の誕生
(10)関東大震災「正念場」の心意気 (11)「週休2日」の過ごしかた
(12)幸之助少年が知った「世間のトゲ」
(13)大正時代の「お試し商法」
(14)あるメガネ店主人のプロ根性
(15)トヨタが引いた「電話代」
(16)ニューヨークのキレイなトイレ
(17)買った特許を無償で公開
(18)「運が強い」とは大事なこと
(19)意地にならず、素直な心で
(20)道をひらく
第2章 私と幸之助翁
伝説の「熱海会談」 私が見た幸之助の涙
――小長谷兵五(ヤマギワ(株)代表取締役相談役)
こりゃ本気や!「半値にしたら100万台」 ラジオ「パナぺット」開発物語
――仲井光夫(元松下電器産業専務取締役)
「幸之助の落とし子」と呼ばれた私
――中博(元PHP研究所、『THE21』編集長)
第3章 松下幸之助ヒストリー
幸之助の経営理念「生き字引」に聞く
松下電器歴史館 加藤久男館長インタビュー
「和歌山の 生家を訪ね ぶらり旅」
本誌編集部
松下幸之助年譜 94年の生涯
これだけは読みたい「主要著作」集
●コラム
・弘兼憲史が語る「島耕作」と松下幸之助
・「時代」と闘う松下政経塾の四半世紀 インタビュー・古山和宏塾頭
・幸之助イズムを支えた「保信部」と「経理社員」 梶原一明(経営評論家)
・中村邦夫社長が語る「創業者と同行二人」 (松下電器産業社史室「中村社長 経営理念を語る」より)
・幸之助が「神サマ」と呼んだ男「高橋荒太郎」