別冊宝島
別冊宝島2369 発掘された貴重写真で見る 占領下の日本
“日本が日本でなかった時代”を追う!
街が英語と外国人であふれ
アメリカと化した東京・丸の内
写真が物語る
[1945-1952]
芋畑となった国会議事堂前
進駐軍兵士と神前式をあげる日本人女性
福岡に出現した「土管の街」
戦後の「GHQ統治下の日本」を貴重な写真で振り返ります。GHQが東京に設置された1945年9月から、サンフランシスコ平和条約の発効によりGHQが廃止された1952年4月末までの7年近く、敗戦に打ちひしがれる日本人はどのような暮らしをし、占領下という経験したことのない特殊な状況でどんな文化や政策が生まれたのか。闇市などの特殊な状況から、天皇のあり方、農地・軍事改革に至るまで、貴重な写真と資料をもとに解説します。
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執筆 青木康洋(あおき やすひろ)/織田淳太郎(おだ じゅんたろう)/小山田花子(おやまだ はなこ)
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雨宮 昭一(あめみや しょういち) プロフィール
1944年、山梨県生まれ。歴史・政治学者。1973年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。茨城大学名誉教授、獨協大学名誉教授。専攻は政治学、日本政治外交史、地域政治論。著書に『総力戦体制と地域自治─既成勢力の自己革新と市町村の政治』(青木書店)、『シリーズ日本近現代史(7)占領と改革』(岩波新書)、『戦後の越え方─歴史・地域・政治・思考』(日本経済評論社)などがある。