別冊宝島
別冊宝島2159 地形から読み解く日本の歴史
山、川、気候に歴史の真実が隠されている!
【対談】 竹村公太郎×荒俣 宏
『日本史の謎は「地形」で解ける』著者と博物学者が語る!
仁徳陵は海に面したランドマークだった
安土城、大坂城、江戸城、
難攻不落の秘密は地形にあり
単に政治や宗教や社会だけで歴史を分析しても、本当の歴史はわかりません。地形や気象やインフラから歴史を見れば、いままでわからなかった歴史がわかります。この分野を切り開いた、『日本史の謎は「地形」で解ける』執筆の竹村公太郎氏や、地形と歴史に詳しいライターたちが、真実の歴史に迫ります。地図や図版、浮世絵や写真とビジュアルも満載で、文章だけではわからない地形と歴史の関係性が一目でわかります。
竹村 公太郎(たけむら こうたろう) プロフィール
元国土交通省河川局長、日本水フォーラム代表理事
1970年東北大学大学院土木工学修士課程修了。同年、建設省(現・国土交通省)入省。中部地方建設局河川部長、近畿地方建設局長を歴任し、2002年に国土交通省河川局長を最後に退官。2004年リバーフロント整備センター(現・リバーフロント研究所)理事長。2014 年同研究参与。2006年日本水フォーラム代表理事・事務局長。著書に『日本文明の謎を解く』(清流出版、2003年)、『土地の文明』(PHP研究所、2005年)、『幸運な文明』(PHP研究所、2007年)、『本質を見抜く力(養老孟司氏との対談)』(PHP新書、2008 年)、『日本史の謎は「地形」で解ける』(PHP文庫、2013年)、『地形から読み解く日本の歴史』(宝島社、2014年)、『水力発電が日本を救う』(東洋経済新報社、2016年)、『広重の浮世絵と地形で読み解く江戸の秘密』(集英社、2021年)、『“地形と気象”で解く! 日本の都市誕生の謎 歴史地形学への招待』(ビジネス社、2021年)など。