幕末・明治・大正・昭和……
激動の時代を生き抜いた
女たちの波乱の生涯
《インタビュー》
『東大のディープな日本史』著者 相澤 理
作家 森まゆみ
NHK大河ドラマ『花燃ゆ』のように、歴史の中でなかなか表舞台に登場しない「女性」たち。本書は女性の側から改めて激動の日本列島(幕末から太平洋戦争後直後まで)を振り返り、歴史を眺めることで、これまで有名だった人気の人物(坂本龍馬、西郷隆盛、伊藤博文、愛新覚羅溥儀など主に男性)の裏面史をひもといていきます。美しい日本女性たちが歴史に翻弄されながらも果敢に生きるさまはある種、列強と対峙しながら、さまざまな方法で生き抜いてきた日本そのものを映し出すことにもなります。本文は人物の来歴とエピソードで解説し、より歴史読み物に近いかたちで人物にスポットを当てています。
- 一部加筆、改訂して、2016年06月10日に書籍『美女の日本史』を発売しました。