別冊宝島2555　江戸の事件簿

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著者：菅野俊輔監修
発売日：2017年2月23日
価格：1,100円(税込)

判型：A4判
ページ数：111P
ISBN：978-4-8002-6740-5
雑誌：66098-62

幕府を揺るがした
禁忌の火種

本丸・将軍家の騒動
実弟に自刃を命じた3代将軍家光
正室の怨念・宇治の間の幽霊ほか

貴人の不倫騒動
大奥女中の乱行「江島事件」
僧侶の密通と女犯「延命院事件」ほか

非業と非運の御家騒動
黒田騒動・伊達騒動・越後騒動

刃傷と名門の落日
いじめが原因「千代田の刃傷事件」
井伊大老暗殺「桜田門外の変」ほか

戦なき時代の武士、将軍家・江戸城諸役が血脈・プライド・女をめぐり、命を懸けて戦ったさまざまな事件をクローズアップ。老中、阿部正弘の密命を受けた勘定奉行が裁判を担当した「若き老中の首座撲滅作戦」、いじめが原因で起きた「千代田刃傷事件」、正室が綱吉を殺した!?「宇治の間の幽霊騒動」などを詳細に分析し、事件の真相に迫ります。

菅野俊輔(かんのしゅんすけ) プロフィール

江戸文化研究家。1948年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。早稲田大学エクステンションセンター、朝日カルチャーセンター、毎日文化センターほかで古文書解読講座の講師を務める。講演、著述、テレビ・ラジオ出演、時代考証など多方面で活躍中。著書に『書いておぼえる「江戸名所図会」くずし字入門』（柏書房）、『大江戸「古地図」大全』（監修、宝島社）、『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』（ともに青春出版社）などがある。