仕事を好きになろう!
好きなことを仕事にしたいと思う人が多いのでしょうが、はたしてそれでいいのか? 好きなことを探しているうちにムダに年をくってしまうこともあります。「好きなこと」より「できること」をやって、世の中に自分の居場所を作ることが先決ではないのか、と本書は問いかけます。『下流社会』の三浦展が自分の体験と6人の相手との対談を通して、若者、親、教師に送る熱いメッセージ! 企業よ、若者を雇おう!そして、若者よ、「働く力」を磨こう!
この商品は、2007年12月15日に発売された、書籍『夢がなくても人は死なない』を改訂・改題し、文庫化したものです。
目次
- はじめに
第1部 若者へのメッセージ
第1章 「好きを仕事に」は間違い?
第2章 お金のために堂々と働こう。
第3章 若いときの仕事を誰かが必ず見ている。
第4章 就職するな、就社しよう!
第5章 好きな仕事を探すより、仕事を好きになろう。
第2部 親・教師へのメッセージ
第6章 もっと世界に目を向ければ、やるべきことが見えてくる。
●対談・渡邉美樹(ワタミ株式会社会長)
第7章 はじめは個性はいらない。働く型を身につけよう!
●対談・三田紀房(漫画家・『ドラゴン桜』作者)
第8章 五感を鍛えることが仕事の基本。
●対談・住谷栄之資(株式会社キッズシティージャパン社長)
第9章 仕事に役立つ「ナナメの関係」。
●対談・藤原和博(前杉並区立和田中学校校長)
第10章 地域と学校の連携が「働く力」を育てる。
●対談・今一生(ライター&エディター)
おわりに 企業よ、若者を雇おう! 若者よ、「働く力」を磨こう!
●対談・門倉貴史(エコノミスト)