明日は我が身!?
倒産という過酷な運命のなかで演じられる人間のドラマ!
本書は別冊宝島374『ザ・倒産』を文庫化した『倒産体験』の改訂版です。平成大不況下に多発した倒産の当事者の生々しいレポートはそのまま生かし、その後改訂された法律や「百年に一度の大不況下における倒産」についても言及しています。300万人といわれる企業経営者が常に直面する「倒産」の実態を人間ドラマとして追いかけます。
筆者紹介 |
目次
- INTRODUCTION 倒産の体験は風化しない 内藤明亜
Part1 もし会社が倒産したら
【手記「破産者生活1145日の記録」】 私が破産宣告を受けた日 内藤明亜
Part2 倒産者という烙印
【倒産整理屋に食われた「同族経営の迷走」】 罠にハマってしまった! 高橋繁行
不渡り直前、深夜の家族会議 松永憲生
Part3 食うか・食われるか
【「透明人間」になった倒産者の告白】 逃亡者生活5年 高橋繁行
仕組まれた債権者会議 日名子暁
手形という麻薬 米本和広
【銀行マンが語る「銀行取引停止」の舞台裏】 「意外にアナだらけ」の銀行というシステム 高橋繁行
損切り屋、はびこる! 日名子暁
Part4 倒産の基礎講座
破産とは、債務者が債権者の督促から逃れることである! 山口宏
迷わないあなたのための「倒産」基礎講座 内藤明亜
あとがき 内藤明亜
筆者紹介