「絶対に読み逃してはならない傑作短編集」
――綾辻行人
2014年版
『このミステリーがすごい!』
「復刊希望! 幻の名作ベストテン」
第1位
意外な真相が胸を打つ、サスペンス・ミステリーの決定版
脅迫電話に呼び出された医師とその嫁婿が、白衣を着せられ、首に針金を巻きつけられた奇妙な姿で遺体となって発見された。なぜこんな姿で殺されたのか、犯人の目的はいったい何なのか……?深い情念と、超絶技巧。意外な真相が胸を打つ、サスペンス・ミステリーの傑作9編を収録。『このミステリーがすごい! 2014年版』の「復刊希望! 幻の名作ベストテン」にて1位に輝いた、幻の名作がついに復刊!
※この作品はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。
<初出一覧>「二つの顔」 「週刊小説」 1981年7月3日号、「過去からの声」 「週刊小説」 1981年10月9日号、
「化石の鍵」 「週刊小説」 1982年1月29日号、「奇妙な依頼」 「週刊小説」 1982年6月4日号、「夜よ鼠たちのために」 「週刊小説」 1982年10月22日号、「二重生活」 「週刊小説」 1983年2月25日号、「代役」 「小説推理」 1981年6月号、「ベイ・シティに死す」 「小説現代」 1981年11月号、「ひらかれた闇」 「ルパン」 1981年秋季号 ※本作品は新潮文庫版『夜よ鼠たちのために』(1986年刊)と講談社文庫版『密やかな喪服』(1985年刊)を底本として、1998年にハルキ文庫より刊行された『夜よ鼠たちのために連城三紀彦傑作推理コレクション』を再編集して刊行しました。