容赦ない少女の渇望、
堕とされる男たち、
加速する血流。
原作とも映画とも異なる、
瞠目のバッドエンド――!
天使のような少女・加奈子。現在と過去、彼女を追い求めるあまり深い深い闇へと堕ちていくふたりの男、藤島と瀬岡。狂気が渦巻く、血塗られたふたつの物語は、やがて誰も救われることのない最悪の結末へと収束していく――。読む者の心を震わせた第3回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作にして、中島哲也監督の映画『渇き。』の原作小説、衝撃のコミック化!
※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体とは一切関係ありません。また本作は、原作小説『果てしなき渇き』(宝島社刊)、映画『渇き。』とは異なるエンディングを描いています。
深町 秋生(ふかまち あきお) プロフィール
1975年、山形県生まれ。第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2005年に『果てしなき渇き』(宝島社)でデビュー。同作は『渇き。』として2014年に映画化。他の著書に「組織犯罪対策課 八神瑛子」シリーズ(幻冬舎)、「ヘルドッグス」シリーズ(KADOKAWA)など多数。
安宅 十也(あたか とおや) プロフィール
「週間少年マガジン」(講談社)にて『ゴジラを創った男たち』でデビュー。代表作は『淫魔よ踊れ、僕の舌で』『×天[ばってん]』(ともに講談社)、『シャーロック・ホームズは影にささやく』『ハイヒメは優しく噓をつく』(電子書籍ストア「BookLive!」にて配信)など。2014年6月よりホーム社WEBコミックサイト「ぷらっとほーむ」(http://puratto.homesha.jp/)にて、『インクバス ―淫魔よ眠れ、僕の舌で―』を連載開始。洋食より和食、肉より魚を好む小食派。