100分でわかる
まったく新しいマルクス論!
気鋭の経済思想家・斎藤幸平氏が指南役を務め、大きな反響を集めた
NHK「100分de名著 カール・マルクス『資本論』」。
同番組のエッセンスをマンガでさらにわかりやすく解説した一冊が、待望の書籍化!
長時間労働、格差、不安定雇用、低賃金――。
「資本主義の暴力性」が加速化し、社会の矛盾がますます顕著になるなか、
世界的にマルクスが再評価されている。
生産力は上がっているのに、人々の暮らしが貧しくなるのはなぜなのか?
どうして、過労死するまで働き続けなければなければならないのか?
経済成長しなくても、「豊かに生きていける」術はあるのか?
コロナ禍や気候変動といった地球規模の環境危機を踏まえ、
いまこそ必要な社会変革に向けた実践の書として「資本論」を解説する。
第1章 資本主義の本質は「商品化」にあった
第2章 効率化しても労働時間が減らないのはなぜか
第3章 イノベーションが人間から働きがいを奪う
第4章 「脱成長」にこそ真に豊かな未来がある
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