日本を震撼させた重大事件
最後の真実
「新証言」が開く迷宮の扉
◆三億円事件◆グリコ・森永事件◆田中角栄とロッキード事件◆赤報隊事件
◆日航機墜落事故◆巨人軍・長嶋監督解任劇◆江川卓「空白の1日」
◆KKドラフト◆山口百恵「電撃引退」◆ビートたけし「フライデー」襲撃事件
ほか
事実は小説よりも奇なり
人間ドラマ「昭和劇場」
【第一章】昭和七大ミステリー
三億円事件 「モンタージュ写真」驚愕の真実
グリコ・森永事件 「キツネ目の男」はいなかった
連合赤軍事件 新資料から読み解く「狂気の原点」
ロッキード事件 「アメリカ陰謀説」を追う
ほか
【第二章】闇に消えた「真犯人」
布川事件 警察が編集していた「取調ベテープ」
名張毒ぶどう酒事件 「冤罪」をめぐる格闘半世紀
日航機墜落事故 なぜ米軍の救助を断ったのか
ほか
【第三章】スポーツ界の「黒い霧」
KKドラフト 巨人「桑田1位指名」の知られざる裏事情
巨人軍・長嶋監督解任劇 「長嶋宅電話盗聴疑惑」の真相
江川卓「空白の1日」 「最大のスキャンダル」本当の黒幕
ほか
【第四章】昭和スターの事件簿
山口百恵 “育ての親”が語ったデビュー秘話と電撃引退
岡田有希子 現役アイドル「投身自殺」本当の理由
ビートたけし 「フライデー」襲撃と写真週刊誌の凋落
ほか
田中角栄はなぜロッキード事件で失脚したのか。3億円事件はなぜ迷宮入りしたのか。学生運動はなぜ連合赤軍事件という最悪の結末を迎えたのか。日航機墜落現場を目前に、各県警の機動隊員が足止めをくらったのはなぜなのか。
その真相に光を当てることは、すなわち、今を生きる私たちの社会の「土台」に目を凝らすことにほかならない。
昭和とは、果たしていかなる時代だったのか――。「激動の」「未曾有の」といった、ギラつく枕詞で語られてきた時代である。いくつもの「大事件」が社会を震撼させ、あるいは熱狂させてきた。ところが、どれもおよそ「総括」しきれぬまま、「真相」を見ぬままに、私たちは時代の勢いに押し流されて昭和を脱ぎ捨ててしまった。その真相に光を当てることは、すなわち、今を生きる私たちの社会の土台に目を凝らすことにほかならない。
三億円事件、グリコ・森永などの「未解決事件」。日航機墜落、ロッキード事件、狭山事件など「疑惑の事件」。長嶋茂雄電撃解任、山口百恵引退、猪木vsアリ戦など日本を揺るがした「スターたちの事件」。昭和史に残るさまざまな「事件」を関係者による証言や発掘資料から読み解く、オムニバス事件ノンフィクション。
本書は、小社より2018年2月に刊行した『誰も書かなかった昭和史の謎』、2019年11月に刊行した『昭和史のミステリー』、同『昭和スターたちの一番長い日 50の事件簿』、2020年2月に刊行した『キツネ目の男はいなかった 昭和10大ミステリー新証言録』(すべて宝島SUGOI文庫)を改訂し、再編集したものです。
【あわせ買い時の配送について】
予約商品と他商品を同時にお求めの場合、最も発売日の遅い商品に合わせての一括配送となります。
ご注意ください。別々の配送をご希望の場合は、お手数をおかけしますが、それぞれ個別にお買い求めください。