ぬるま湯みたいな貴方(あなた)の人生に、
感電死するような刺激をお届けします
呪われた一家、猟奇的な少女、監禁と拷問の痕跡が残る地下室。
小説家としての再起を懸けて、伝記作家は自ら事件に首を突っ込んでいく!
高まる鼓動と尋常ならぬ高揚感にアドレナリンが出まくり心臓に悪い。
なにかに取り憑かれたかのように筆が乗っていく中盤から終盤にかけて
怒濤の事件の連鎖はまさに血塗られた悪夢である。
――内田 剛(本屋大賞実行委員会理事)
第20回「このミステリーがすごい! 大賞」隠し玉作品。「感電死するような刺激を約束します」。小説家としての道で挫折し、現状に不満を覚えながら伝記作家として細々と生計を立てている男・烏丸。彼の元に、ある大企業の創始者・深山波平の伝記を書いてほしいという依頼が来るが、そこには金銭のほかに「刺激」を約束すると書いてあった。妻は自殺、次女は失踪。心筋梗塞で波平が死亡した後、唯一残された長女は植物状態に。大企業の創始者一家でありながら、呪いのような不幸に見舞われ続ける一家・深山家。一家を調べるうち、烏丸は「蝶野森の魔女」と呼ばれていた次女の血なまぐさい奇行や、監禁と拷問の跡が残された地下室の存在を知る。深山家の「刺激」で小説家としての再起を果たそうと烏丸が決意した矢先、新たな殺人事件が起こり――。
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