「脱炭素」幻想は崩壊
なぜ日本だけが「再エネ」を続けるのか
グリーン投資破綻/気候科学の嘘/EV開発撤退/太陽光パネル/偏向報道/中国と安全保障の危機
ロシアのウクライナ侵攻後
激変したエネルギー市場
中国、EUのペテンに日本が喰いモノにされる
第一章 SDGsエコバブルの終焉
第二章 環境原理主義への反乱
第三章 地球温暖化説の崩壊
第四章 世論操作・偏向メディアの欺瞞
第五章 日本人を脅かす危機
世界が目指す脱炭素やカーボンニュートラルの実現には、国民の莫大なコスト負担とチャイナリスクが潜んでいるにもかかわらず、ほとんど報道されることはない。日本は無益な再エネ最優先政策をやめ、安全保障と経済を優先したエネルギー政策に舵を切る時期に来ている。激変する世界情勢を背景に、日本経済に大ダメージを与える「脱炭素政策」の終焉を説く。脱炭素社会実現を巡る動きが崩壊に向かっている現実を知る一冊。
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川口マーン惠美 ( かわぐち・まーん・えみ ) プロフィール
作家。日本大学芸術学部音楽学科ピアノ科卒業。シュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科修了。『優しい日本人が気づかない残酷な世界の本音』(ワニブックス)、『メルケル 仮面の裏側』(PHP新書)、『移民 難民 ドイツ・ヨーロッパの現実2011-2019』(グッドブックス)、『無邪気な日本人よ、白昼夢から目覚めよ』(WAC)など著書多数。独ライプツィヒ在住。
掛谷 英紀(かけや ひでき) プロフィール
筑波大学システム情報系准教授。東京大学理学部生物化学科卒業。同大大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了。博士(工学)。通信総合研究所(現・通信情報研究機構)研究員を経て現職。著書に『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』(かんき出版)、『学者の暴走』『学者の正義』(ともに扶桑社)など。
有馬 純(ありま じゅん) プロフィール
1982年、東京大学経済学部卒業後、通商産業省(現・経済産業省)入省。OECD代表部参事官、IEA国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、大臣官房審議官地球環境問題担当、JETROロンドン事務所長等を歴任。現在、東京大学公共政策大学院特任教授。これまでCOPに16回参加。
杉山 大志(すぎやま たいし) プロフィール
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。東京大学理学部物理学科卒、同大学院物理工学修士。電力中央研究所、国際応用システム解析研究所などを経て現職。温暖化問題およびエネルギー政策を専門とする。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、産業構造審議会、省エネ基準部会等の委員を歴任。産経新聞「正論」レギュラー執筆者。著書に『「脱炭素」は嘘だらけ』(産経新聞出版)、『地球温暖化のファクトフルネス』(アマゾン)など。