2025年秋スタートのNHK朝の連続TV小説「ばけばけ」。
『怪談』などの著作で知られる明治時代の作家・小泉八雲の妻の小泉セツをモデルにしたドラマで、本書は小泉夫婦のエピソードを二人の言葉・写真でたどったものです。
小泉八雲の怪談のなかでも人気の「雪女」「ろくろ首」「貉(むじな)」「耳無芳一の話」の現代語訳版を巻末に特別収録。名作怪談も楽しめる一冊です。
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小泉 凡(こいずみ ぼん) プロフィール
1961年、小泉八雲曾孫として生まれる。民俗学者。島根県立大学短期大学部名誉教授、小泉八雲記念館館長、焼津小泉八雲記念館名誉館長を務める。主な著書に『民俗学者 小泉八雲』(恒文社)、『怪談四代記 八雲いたずら』(講談社)、『セツと八雲』(朝日新書)などがある。
四條 たか子(しじょう たかこ) プロフィール
山梨県生まれ。武蔵大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学芸員資格取得(美術)。競馬週刊誌、骨董店勤務、歴史小説家アシスタントなどを経てフリーライター。歴史、伝統工芸・芸能、競馬、人物史、企業活動などに関する取材・執筆活動を行う。主な著書に『牧野富太郎と寿衛 その言葉と人生』『笠置シヅ子 その言葉と人生』(いずれも宝島社)、『世界が愛した日本~戦場に舞い降りた奇跡の感動秘話~』『世界が愛した日本~海を越えた永遠の友情秘話~』(いずれも竹書房)、『幕末維新で散った若き志士たちの実像』(ベストセラーズ)、『最新種牡馬データガイド』(新星出版社)など。