銀行員が消える日
頭取、MOF担、行員たちが明かした
メガバンク史上最大のリストラ
「銀行は必ず生き残る。
だが銀行員は捨てられる」
金融取材40年――
証言と取材秘話で明かされる
金融エリートたちの「サバイバル戦争」
AI時代の到来がもたらした銀行業界の大変革。存在意義を失った「銀行員」たちに史上最大のリストラが襲いかかる。戦後、もっとも安全で優良な就職先として君臨し続けてきた金融機関は、なぜ「斜陽」の烙印を押されることになったのか。大手紙経済部で約40年間にわたり銀行を取材してきた著者が「銀行員」の戦後史を読み解く。
目次
- はじめに 「銀行員」を踏み台にする「銀行」
第1章 護送船団の時代
第2章 バブル入行組
第3章 不良債権
第4章 メガバンクの誕生
第5章「バンカーの時代」の終焉
第6章「危機」の本質