老人連続殺人事件の
謎を捜査一課の
水科と佐田が詰める!
遺体のそばに落ちていた将棋の駒が示す
ものとは?被害者たちの意外な繋がりとは?
71歳の老婆が自宅で殺された。片手に握っていたのは将棋の「歩」、ポケットに入っていたのは「銀」の駒。その後、名古屋市の老人が次々と殺害されるが、なぜか全ての現場には将棋の駒が残されていた。被害者の共通点も見いだせず行き詰まるなか、捜査一課の女性刑事・水科と佐田はある可能性に気がついて――。事件が描く驚愕の構図とは?被害者たちの意外な繋がりとは?衝撃のデビュー作!
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物・団体等とは一切関係ありません。
※小説内の詰将棋は断りのないもの以外、すべて著者の作です。
※刊行にあたり、第17回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作品「殺戮図式」を改題し、加筆修正しました。
目次
- 第一部 作図
第二部 解図
第三部 検討
第17回『このミステリーがすごい!』大賞選考経過
[解説]西上心太