やりすぎ 絶滅
いきもの図鑑
進化しすぎて
絶滅した
いきものたちが
大集合!!
監修の今泉氏は言います。「いきものは
すべて進化しすぎて絶滅してしまう」と。
恐竜がいい例で、大きくなることは生物の
構造上、非常に理にかなっていますが、
環境が変わって食料がなくなると、大きさが
あだになって対応ができなくなります。
そのようにして絶滅していくということです。
それは単に大きいだけでなく、長い、速い、
小さいなど、進化しすぎて最後には
絶滅します。
本書では、進化しすぎて絶滅してしまった
いきものを集めて紹介します。
監修者は今泉忠明氏、イラストレーターは
『やりすぎ恐竜図鑑』など古生物イラストの
第一人者・川崎悟司氏です。
目次
- 『やりすぎ絶滅いきもの図鑑』へようこそ
序章 絶滅と地球の年代
絶滅の歴史が地球の歴史だ!
第1章 やりすぎて絶滅したいきものたち
第2章 進化しすぎの絶滅いきものたち
第3章 やりすぎ日本の絶滅いきものたち
第4章 これが あのいきものの先祖!?
あとがき
索引
今泉 忠明(いまいずみ ただあき) プロフィール
動物学者。1944年、東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学び、文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。上野動物園の動物解説員を経て、静岡県の「ねこの博物館」館長。主な著書・監修書に『世界の野生ネコ』(学研プラス)、「ざんねんないきもの事典」シリーズ(高橋書店)、『ずるい いきもの図鑑』『やりすぎ いきもの図鑑』『やりすぎ 深海いきもの図鑑』『それでもがんばる! どんまいな犬と猫図鑑』(以上、宝島社)など多数。
川崎 悟司(かわさき さとし) プロフィール
1973年、大阪府生まれ。古生物、恐竜、動物をこよなく愛する古生物研究家。古生物イラストレーター。2001年から、趣味で描いていた生物のイラストを、時代・地域別に収録したウェブサイト「古世界の住人https://paleontology.sakura.ne.jp」を開設。以来、個性的でいまにも動き出しそうな古生物たちのイラストに人気が高まる。著書に『やりすぎ恐竜図鑑』(宝島社)、『ならべてくらべる動物進化図鑑』(ブックマン社)などがある。